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No.550 近況報告

9月19日(火)晴

皆様こんにちは。
いつもブログを見ていただきましてありがとうございます。

長谷アルプスフォトギャラリーをお訪ねくださいました皆様、暑い中、本当にありがとうございました。
開催中の企画展は、今月末でお開きとなります。

国内の水回りの風景を展示しております。

このところ天候が不順で、小雨が降ったり、晴れても天空を覆う雲の割合が多い日が続いております。

最近撮影しました写真を下記に少しですがアップさせていただきます。
お楽しみいただけますと幸いでございます。




花咲く秋桜ともくもく雲
開田高原に花咲く秋桜ともくもく雲





青々とした瑞牆山
青々とした瑞牆山





霧に霞む美しの森
霧に煙る美しの森





阿寺渓谷の清流
阿寺渓谷の清流





赤沢渓谷の清流
赤沢渓谷の清流





尾ノ島ノ滝
御嶽山山中の尾ノ島ノ滝





赤沢渓谷煮返渕
赤沢渓谷 煮返渕





雨にしっとり赤沢渓谷
雨にしっとり濡れそぼる赤沢渓谷
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No.549 9月に入って

9月2日(土)曇

皆様こんにちは。いつもブログを見てくださいましてありがとうございます。

長谷アルプスフォトグャラリーをお訪ねくださいました皆様、ありがとうございます。
遠路の大阪、川崎、神戸、埼玉や近郊の飯田、木曽、松川、駒ヶ根、伊那、箕輪、辰野などから暑い中、お越しくださいまして、心より感謝申し上げます。

9月に入りまして、朝晩は少し冷えるようになってまいりました。

水田地帯の稲穂が黄金色に染まり、稲刈り作業が間もなく始まる気配となりました。
高原特有の青く澄み切った碧空に、白い清楚な蕎麦の花が風に揺れ咲く姿がなんとも愛らしい光景です。

ススキの穂が出始め、涼しい日には初秋独特の造形的な高層雲が流れます。

ぜひ信州の伊那地方へお出かけください。

最近撮影しました写真を少しですが、下記にアップします。
お楽しみいただけますと幸いでございます。



霊峰御岳に映えるソバ畑と高層雲
霊峰御岳山に映える蕎麦畑と高層雲





開田高原のソバ畑
開田高原の蕎麦畑





伊那市青島の水田地帯に雲と空木岳映える
伊那市青島の水田地帯に雲と空木岳映える





虹立ちあがる東館山
虹立ちあがる東館山





伝説の大沼湖
伝説の大沼湖(朱塗りの鳥居が建つ)





深い針葉樹に霧立ち込める森
深い針葉樹の森に霧立ち込める





渓流瀑・床並ノ滝
渓流瀑の床並ノ滝





北沢源流の苔鮮やかな渓流
北沢源流の苔鮮やかな渓流

No.548 近況報告

8月19日(土)

皆さまこんにちは。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
暑い中、長谷アルプスフォトギャラリーへお越しくださいました皆さま、ありがとうございます。

旧盆のさなかは、故郷へ戻られる皆さまや、観光地へお出かけになる皆さま等々で、車道は混雑します。
一台でも車の通行量を減らそうと考え、旧盆中は撮影のため各地を訪ねることを遠慮しました。

前半は太陽が燦々と降り注ぐ暑い日が続き、後半は台風の影響から列車や自動車道路が通行止めになったりと、荒れ模様の天候の地がありました。その影響を受けた地方の皆様にお見舞い申し上げます。

旧盆の前は、久しぶりに棚田を巡りました。
さらに以前から訪ねて見たいと考えていた菅平高原の唐沢ノ滝へ行くことも叶いました。

少しですが下記にアップします。お楽しみいただけますと幸いでございます。




姨捨の棚田にひまわり畑広がる
姨捨の棚田の一角にひまわり畑





十日町市星峠の棚田
十日町市星峠の棚田





飯山市福島の棚田
飯山市福島の棚田





稲穂の実りが近い姨捨の棚田
稲穂の実りが近い姨捨の棚田





千曲川沿線から望む高社山
千曲川沿線から望む青々とした高社山





右岸から望む唐沢ノ滝
右岸から眺望する菅平高原唐沢ノ滝






菅平高原唐澤ノ滝
菅平高原唐沢ノ滝を少し下流から望む





清里高原獅子岩付近から望む南アルプスを取り巻く雲
清里高原平沢峠に隣接する「獅子岩」付近から南アルプス遠望と取り巻く雲






No.547 残暑お見舞い

8月6日(日)快晴

皆様こんにちは。
残暑が厳しい日々が続いております。お見舞い申し上げます。

ブログを見てくださっている皆様、長谷アルプスフォトギャラリーをお訪ねくださいました皆様、本当にありがとうございます。

長谷アルプスフォトギャラリーでは、第89回企画展「美しき水の風景」と題して水回りの風景を展示させていただいております。

内容は以下のようになります。
日本は移りゆく季節が顕著です。海に囲まれた島国でありながら、全国各 地に山が存在し、森が豊かに発達します。それぞれの山から流出した沢は、 やがて河川となり大河となって日本海や太平洋等に注ぎます。 山肌に急峻な名爆がかかり、高原には優美な湖が数多くあります。さらに 海には、リアス式海岸や岩礁や奇岩を展開する海辺もあります。 今回の写真展では、国内に存在する滝や湖や河川、海景も含めた美しき日本の水風景をご覧いただきます。 全紙、B1サイズ1.8×1mの特大写真を含め計37点を掲示。また100 インチディスプレーにて、約150枚の写真画像をお楽しみいただけます。

伊那地方へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
10月末日までは、毎日開館しております。
開館時間は、午前9場から午後5時までです。

下記に最近撮影しました撮影画像をアップします。
お楽しみいただけますと幸いでございます。



夏の湖を彩る水草と雲
夏の湖を彩る水草と高層雲
北信濃、妙高高原の一角「いもり池」にハスの一種「睡蓮」が湖面に咲いた。
湖面は無風で穏やか。澄み渡った青空に造形的な高層雲が湧き始め、急いでカメラを
構えた。湖と空の画面内での配分、水平線の傾きに注意、画面内左右の木立の位置、
様々な精査を行いつつ、シャツターを切った。
雲は劇的に変貌し続けるので、変容するたびにシャッター切る。その度に、構図を
吟味し、これで良いか思考を巡らし、絞りやシャツター速度やコントラストやケルビン、
等々のカメラ機構の調整を怠りなく行うことがコツ。



中央アルプス千畳敷のお花畑と宝剣岳
お花畑と宝剣岳
中央アルプスの玄関口として知られる千畳敷。標高は約2600m、森林限界に位置するので
造形的に変形したダケカンバやナナカマドの落葉紅葉樹が林を形成する。
夏は広大なお花畑と呼ばれる花園が発達。今夏はそれほど見事ではないけれど、高山植物が
多岐に渡り咲き競っていた。黄色はシナノキンバイ、ハクサンイチゲの白い花、ピンクの
ヨツバシオガマ、紫のトリカブトやミヤマクロユリなどが咲いていた。背後に聳える宝剣岳の
ピラミダルな山容はフォトジェニックな被写体。お花畑と組み立てると素晴らしい絵になる。
千畳敷は典型的な圏谷。お椀を二つに割ったような氷河地形なので、周囲の山肌から浸透した
水が豊富に地中を潤す。そのため背の高い高山植物がよく発達する地となっています。




クルマユリ咲く草原
クルマユリ咲く草原
志賀高原の一角、蓮池に近い窪地にクルマユリの群落を見つけた。背後の青空や山稜を画面内
から外して、少しだけ空の雰囲気を残しつつ画面構成してみた。ダケカンバの木立と空の空間
をわずかに画面上部に配置。手前に大きく数輪のクルマユリを取り入れ、群落を中景に配置
させた構図を作画した。被写界深度を深めるため絞りはf16、ISO感度は400。コントラストは
マイナス4、ケルビンは5000。手ぶれしないよう息を止め、肘を脇に固め、シャッターを切る。




ヤナギラン咲く草原と白樺の森
ヤナギラン咲く草原と白樺の森
ヤナギランは鹿の好物の一つなので、志賀高原でも10年ほど前からめっきり少なくなった。
熊の湯に近い草原にピンク色の花が蕾を付け揺れ咲いているのを1週間前に確認していたので、
訪ねた。予想したように見頃を迎えていた。少し姿勢を低くして、中景の草原を画面内から
その配分を少なくするよう立ち位置を吟味して構図を作っている。
風の止むのを待ってシャッターを切っている。




山梨県明野村のひまわり畑
明野村のひまわり畑
観光のため「ひまわり畑」を造成する明野村は、かなり前から有名なスポットとして知られます。
背後に八ヶ岳と南アルプスが見られる地。南アルプスは雲を抱いて山頂が見えない。そこで背後を、
八ヶ岳に絞って撮影ポイントを探す。ここのひまわりは人間の背丈を越すので、持参した脚立を
利用してその上に立って撮影。三脚の援軍によって広大なひまわり畑の背後に八ヶ岳を捉えること
ができた。ここでも被写界深度を深めるため絞りをある程度、数字の多い方に設定している。




鏡池に映える緑一色の戸隠山と雲
鏡池に映える緑一色の戸隠山と雲
一年に10数回訪ねる戸隠村の鏡池。戸隠西岳を画面内の左に、戸隠山を右に配置し、湖面が
穏やかな時にシャッターを切っている。この日の朝は、戸隠山の後ろから雲が次々と湧く日
だったので、姿形の好い雲が出た時のみ作画した。注意深く雲を凝視しつつ、湖面の状態や
太陽光線の増減を監視しながら作画を行った。湖の辺りを左右に行き来して、撮影場所を
雲の出方次第によって移動して撮影ポジションを決めた。このような時は、かなりの距離を
歩くことになるので、撮影が終了するとヘトヘトになる。





小鳥ヶ池に映える緑色に染まる森と高層雲
小鳥ヶ池に映える緑色に染まる森と雲
鏡池にほど近いので、鏡池とセットで訪ねることが多い地です。水鳥が多く羽を休める
湖なので、この名があるのだろう。無風のため湖面が鏡のように静まり返っている。
シンメトリーの構図が風景写真をより一層、印象的な風景へ誘ってくれる。上下対称に
水平線を画面内の中心に決めている。シンメトリーの構図では上下の配分を決めるのに
難しい被写体です。この日は高層雲が次々に湧き上がるチャンスを生かして作画した。
空と湖面の配分を様々に変え、何枚も撮影している。雲の変化が顕著だったので、かな
りの時間をかけ、縦と横の画面、あるいはズーミングしつつ、画角を変化させ、
いろいろな写真が創作できた。




若葉輝く袋田の滝
袋田の滝
茨城県大子町の袋田の滝。あまりにも有名な滝で、滝の大きさも並外れた四段の段爆です。
観光化され、滝見台は大きなビルとなっていて、エレベーターもついていてびっくり。
午前中の早い時間に訪ねたので、光線は逆光。太陽が昇ってくるのを待って作画した。
この時期は例年だと水量が多く、迫力ある滝の写真が狙えるようだが、この日は少なく、
滝見台から正面に見る滝の風情はイマイチだったので、下流のつり橋から滝を捉えた。
光と影の綾なす滝の流動感…、斜めに落ちる飛沫…、太陽光線に輝く緑葉、これらの
構図に力を入れて作画に専念した。
滝の撮影では、シャッター速度の調整が写真の良否を決定する。人間の残像現象に近い
1/15秒前後、それよりも遅い速度、かなり低速のシャツター速度と、いろいろに設定し、
作画した。もちろん滝の撮影では三脚は必需品となる。

No.546 水の風景を求めて

7月22日(土)曇

皆さまこんにちは。いつもブログを見ていただきありがとうございます。

長谷アルプスフォトギャラリーへお越しくださいました皆さま、暑い中をありがとうございます。

地元の伊那市、駒ヶ根市、南箕輪村の皆さま、松本市や飯田市、池田町や辰野町等の県内からの皆さま、三重県、埼玉県、愛知県、新潟県等の遠路からお訪ねくださいました皆さま、心より感謝しております。

このところ涼を求めて水回りの風景を捉えようと滝や川や湖などを巡っております。
特に滝や渓谷を撮影するには太陽光線の角度、太陽光線の強弱などによって描写が異なるので、難しい被写体です。

太陽が出る前や日没後、あるいは降雨の中や雨の降ったすぐ後、曇り空の時に狙うことが多くなりました。

降雨時は水量が増えますので注意が必要で、水が濁ってしまったら結果が良くないので、チャンスは少ないです。

そうして捉えた写真の中からわずかですが、下記にアップします。
お楽しみいただけますと幸いでございます。




緑鮮やかな岩盤を落水する番所大滝
緑鮮やかな岩ばんを落水する番所大滝





岩床の渓流の奥に浅間大滝
巨大岩床の渓流の奥に浅間大滝





木々鮮やかな白糸ノ滝
緑鮮やかな木々と白糸ノ滝





白布なびくような飛沫をかける番所小滝
白布なびくような飛沫をかける番所小滝





御嶽山冷川本流の尾ノ島ノ滝
御嶽山開祖の覚明行者が精進潔斎したと伝わる冷川本流にかかる尾ノ島ノ滝





魚止ノ滝
北軽井沢にひっそり渓流瀑の魚止ノ滝





車山を背景に白樺湖でカヌーを楽しむ人
車山を背景に白樺湖でカヌーを楽しむ人たちの歓声が響く






たっぷり水を湛えた「池のくるみ」
たっぷり水を湛えた池のくるみ
プロフィール

Alps Photo Gallery

Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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