はーとべるツアー主催・写真講座の下見をしました

信南交通はーとべるツアー主催の一日写真講座
「荒船山周辺の奇岩絶景を撮る(仮称)」のロケハンをしました。


紅葉彩る立岩
群馬県南牧村星尾地区から望む立岩



2010年10月26日(火)、長谷から高遠を抜け、杖突峠を越えて茅野市に出て、国道299号線を東へ進み麦草峠(標高2117㍍)から八千穂高原に下りました。

八千穂高原は中部地方最大の白樺の純林が広がり、若葉とツツジの花咲く初夏には、訪れる人がことほか多く、黄葉が目に鮮やかな秋は、意外なほど訪れる人は少なく、三脚を担いだ人が目に付くくらいです。

白樺のイメージはやはり萌える若葉を白い幹にまとう姿であって、黄葉の衣をまとう姿を脳裏に浮かべる人は極端に少ないようです。

目的地までの途中でしたが、鮮やかな黄葉を目にした私は、見逃すわけにはゆかず、さっそく車から降りてファインダーを覗きました。

白樺とモミジの紅葉
白樺の木立に混じってぽつんと立つモミジの紅葉



白樺林霧景
湖から発生した霧が白樺の林を包む光景



八千穂高原での撮影を早々に切り上げ、佐久穂町へと下り、そのまま北上して佐久市から田口峠を目指しました。

田口峠直下で立岩と紅葉の山肌を撮影し、群馬県南牧村の羽沢から左折。
星尾地区まで上がり、立岩を間近に見上げる場所から天を突く双耳岩峰を作画しました。


星尾地区からは、大型バスが通過できるか、その確認をするために下仁田町まで、群馬県道93号線を東へと下りました。

その途中、砥沢地区に入ると間もなく、群馬県の景勝地・南牧川の急流が悠久のときを刻んで岩肌を浸食し、見事な渓谷美を展開させている「蝉の渓谷」に着きました。


蝉の渓谷
蝉の渓谷


この渓谷の形成過程には、興味をそそられます。
岩壁を形作る岩石は、秩父古生層を代表するチャートであって、石英に似た緻密な硬さをもつ反面、衝撃に弱く砕けやすい性質を備えています。
洪水時に南牧川の激流に川床を流れ下った大きな石が、川床のチャートを砕き取り、川床を深く掘り下げていったものと言われているのです。

何故か俳聖・松尾芭蕉の「奥の細道」に導入されている『閑さや岩にしみいる蝉の声』の句碑が、渓谷を見下ろす地に建立されていて、奥の細道を取材したときのことを思い出しました。

ちなみに蝉の渓谷の名称は、狭水からきたとされています。


南牧村の中心街を抜け、下仁田からは国道254号線に入って西へと方向を変えました。

内山峠の手前から神津牧場へと右折、さらに内山牧場まで上がりました。

荒船山と妙義山などを望む展望地を探し、3ヶ所ほど候補地を記録…。


内山峠から望む立岩夕景
内山峠から眺望する夕陽に映える立岩


国道254号線へもどって、佐久市に出て佐久穂町から麦草峠へと入りました。

その途中、標高1500㍍地点に差し掛かると、霙まじりの降雪に遭遇しました。

今年、初となる雪との出会い…、

強風に飛ばされた落葉と競うように雪が舞い、
暮れなずむ西の空の残光に輝くその光景に、
おもわず涙ぐんでしまいました。

美しい光景に立ち会うと、人は言葉を失い、ただ立ち尽くすのみですね。

車から降りた私に、上空から紅葉の落ち葉と、
降りしきる雪の先例を浴びました。


「荒船山周辺の奇岩絶壁を撮る(仮称)」は、11月10日(水)、はーとべるツアーの主催で開催されます。もっか参加者を募集中です。

問合せ・申し込みは/℡0265-24-0003。信南交通「はーとべるツアー」へお願いします。担当は熊谷哲夫さんです。
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Alps Photo Gallery

Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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