ギャラリー便り№24
中央アルプス千畳敷を訪ねました
2010年12月23日(祝日・木)
駒ヶ根高原の一角、中央アルプス観光株式会社の前に位置するバスセンターでは、すでに15名ほどの若い登山者が朝一番の始発を待っていました。
幕営する大型のザックを背負った7名…。
冬山を経験するのを楽しみに来たという、スノーシューを持参した2人…。
登山者の思いはそれぞれであるらしいが、みな一緒に乗車しました。
登山バスは、しらび平駅まで谷間を走り、バス終点から駒ヶ岳ロープウェイに乗り換え、
千畳敷駅へ到着。その間、所要は60分ほど。
駅に隣接するホテル千畳敷を外に出ると、視界は約100㍍。
千畳敷と呼ばれる見事な圏谷(一般的にはカールと呼ばれる)の西側に屹立する宝剣岳、北に屏風を立てかけたように連なる伊那前岳の山頂部は、それぞれ白いベールに包まれ、その相貌はあいにく見ることはできませんでした。
けれども私は、迷うことなくアイゼンを靴に装着、手袋をはめ、首にマフラーを巻き、ピッケルを右手に、ホテルの東側からカールへと下りました。
付近を案内する指導板の4/5は雪に埋まり、周囲に生息する白樺の高山種・岳樺(ダケカンバ)は霧氷をまとって迎えてくれました。
途中で樹形のよいダケカンバ1本を撮影…。

2010年12月23日撮影/霧氷まとう岳樺
無積雪期は剣ヶ池が存在する地点までいったん下り、そこから北へとさらに一段下り、ダケカンバの林を被写体に撮影しました。
カールの中央部までもどり、稜線上へ登ろうと考えましたが、冬の季節風が吹き始め、悪天候が予想されました。
どこまでも白い空間の中、霧氷が付着したダケカンバの木立がぽつんぽつんと立つ幻想的な光景に目を奪われつつ、千畳敷駅へとふたたび登り返し、帰路に着きました。

2010年2月開催の写真教室で撮影した画像より/朝焼けに染まる宝剣岳
中央アルプス観光株式会社では、来年(2011年)、1月22日(土)~23日(日)、2月19日(土)~20日(日)、3月12日(土)~13日(日)の3回、写真教室を開催する予定で、もっか参加者を募集しておられます。
絶景が開ける冬の千畳敷を一緒に撮影しませんか。
問い合わせは、中央アルプス観光株式会社、電話0265-83-3107までお願いします。
2010年12月23日(祝日・木)
駒ヶ根高原の一角、中央アルプス観光株式会社の前に位置するバスセンターでは、すでに15名ほどの若い登山者が朝一番の始発を待っていました。
幕営する大型のザックを背負った7名…。
冬山を経験するのを楽しみに来たという、スノーシューを持参した2人…。
登山者の思いはそれぞれであるらしいが、みな一緒に乗車しました。
登山バスは、しらび平駅まで谷間を走り、バス終点から駒ヶ岳ロープウェイに乗り換え、
千畳敷駅へ到着。その間、所要は60分ほど。
駅に隣接するホテル千畳敷を外に出ると、視界は約100㍍。
千畳敷と呼ばれる見事な圏谷(一般的にはカールと呼ばれる)の西側に屹立する宝剣岳、北に屏風を立てかけたように連なる伊那前岳の山頂部は、それぞれ白いベールに包まれ、その相貌はあいにく見ることはできませんでした。
けれども私は、迷うことなくアイゼンを靴に装着、手袋をはめ、首にマフラーを巻き、ピッケルを右手に、ホテルの東側からカールへと下りました。
付近を案内する指導板の4/5は雪に埋まり、周囲に生息する白樺の高山種・岳樺(ダケカンバ)は霧氷をまとって迎えてくれました。
途中で樹形のよいダケカンバ1本を撮影…。

2010年12月23日撮影/霧氷まとう岳樺
無積雪期は剣ヶ池が存在する地点までいったん下り、そこから北へとさらに一段下り、ダケカンバの林を被写体に撮影しました。
カールの中央部までもどり、稜線上へ登ろうと考えましたが、冬の季節風が吹き始め、悪天候が予想されました。
どこまでも白い空間の中、霧氷が付着したダケカンバの木立がぽつんぽつんと立つ幻想的な光景に目を奪われつつ、千畳敷駅へとふたたび登り返し、帰路に着きました。

2010年2月開催の写真教室で撮影した画像より/朝焼けに染まる宝剣岳
中央アルプス観光株式会社では、来年(2011年)、1月22日(土)~23日(日)、2月19日(土)~20日(日)、3月12日(土)~13日(日)の3回、写真教室を開催する予定で、もっか参加者を募集しておられます。
絶景が開ける冬の千畳敷を一緒に撮影しませんか。
問い合わせは、中央アルプス観光株式会社、電話0265-83-3107までお願いします。
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