ギャラリー便り№28

神面装飾道祖神を参拝に行きました


10数年前からぜひ一度と、願っていた珍しい道祖神に会いに行きました。
長谷アルプスフォトギャラリー2011年最初の企画展「感謝と祈り-祭りと神々の宿る大自然」を開催させていただいております関係で、ぜひ道祖神にお会いしたい気持ちが膨らみました。

信州の祭り大百科によると、長野市大岡芦の尻地区のはずれにある道祖神場は、笹久地区、御陵清水地区の分岐にあり、人々は悪霊や疫病が集落に入り込まないようにと、心をこめて無病息災と五穀豊穣を祈る神聖な場所であったといいます。

松の内が終わる1月7日(かつては1月15日)、芦の尻地区の家々から注連下ろしをしたものを束ね、道祖神場に運んで、1.5㍍ほどもある道祖神の文字碑に、注連縄を使って怪異な神面を飾りつけ来年の1月7日まで、地区内を守護する祭事が行われるようです。

目、鼻、口、まゆげ、口ひげ、あごひげ、冠を形作り、威厳を持たせた神面に変化させます。
さらにお神酒樽、三つ重ねの酒盃、肴(鯛)も作りお供えします。


神面装飾道祖神場


神面装飾道祖神



私は祭事の数日後、訪れました。
長野市から来たという一人の男性、松本から毎年来るという二人の青年と一緒に、参拝に続いて撮影しました。

『珍しい道祖神ですね』と尋ねますと、
『道祖神に参拝しないと一年が始まらないさ!』
笑顔で答えてくれました。
さらに『藁で作った道祖神はここだけですよね』と聞きました。
すると『いや、昼神温泉の入り口にも大きいやつがあるよ』と返答がきました。

私は地名を間違えたのか、と不安に思いながらも、昼神温泉に行くことを決めました。

昼神温泉郷にある観光案内所を訪ね、聞いてみると、
『湯屋守様のことですね。このすぐ下にある朝市広場に行けば会えますよ』
そのように教えていただき、さっそく訪ねると、竹で編んだ土台の上に高さ4㍍もあろうかと思う、大きな藁製の湯屋守様が建っていました。


湯屋守様・昼神温泉
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Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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