ギャラリー便り№32

大雪に見舞われた伊那市長谷と高遠


2月11日未明から降り始めた雪は、夕刻、小降りになったものの12日にかけ、多量の雪が積もり、2日間の積雪は約40㌢。

高遠の山室川上流域では50㌢も積もりました。


冠雪の樹林


12日の早朝、車を走らせ美和ダムの右岸から山室方面へと右折し、集落を抜けて水田地帯の東側を通り、弘妙寺を目指しました。

山室川の畔から石段を登る参堂は、山門の先からシカ避けの柵が張られ、迂回して車道を上る案内が記されていて、小広い場所に車を止め、車道を登りました。

シカやサルを専門に追う北海道から来たという大きな犬が、車まで私を迎えに来てくれました。
シッポを盛んに振って、腹まで雪に埋まりながらピョンピョン飛び跳ね、私を誘導してくれました。

車道はすでに大黒天様の手によってほとんど雪かきは終わっていました。
それでもエンジン音を響かせ、機械を操作しながら雪かきをしている大黒天様は手を休め、丁寧にごあいさつしてくださいました。

付近にいた男性Kさんが、私を見つけ『大雪が降ったなん』
そういいながら、雪かきの作業を一時中断して歓迎してくださいました。
そして、若い大黒天様をご紹介くださいました。


弘妙寺雪景色


寺域内を常に清潔に保って、訪ね来る人を迎えてくれるこの寺の皆様には、いつも感心させられます。

大黒天様は、すでに80歳を過ぎたというのに、早朝から『機械を操作するのが好きね』と、笑顔で雪かきをこなしていました。

途中で、機械を若い大黒天様と交代し、『観音様が来られましたからよかったら見てって』と、薦めてくれました。
観音様は本堂の北側に建っていました。
東屋の西に、ひときわ目立つ直立不動のしなやかな曲線美の石像が観音様、凛とした中にとても美しい顔立ちのお姿でした。
頭に50㌢もの雪の帽子を被り、めったに見られないお姿に私は手を合わせました。


雪の観音様


その後、七面堂へ参拝し、弘妙寺の皆様に感謝しつつ、途中、山室川の対岸に立つ雪の木立にレンズを向け、帰路に着きました。


冬の木立


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Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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