№90

3月9日午後5時


朝から降っていた雨がさきほどから雪に変わりました。

夜半、路面が凍らなければと心配です。

さて、昨日は朝7時に日本山岳写真協会と南信支部へ、この3月に入会予定の高校生・H君と待ち合わせ、長野県の北部にある志賀高原へ向かいました。

さすがに北信濃、周辺の雪の多さに驚きました。

志賀高原の玄関口・蓮池から渋峠方面へ入り、木戸池、熊の湯を横目に、横手山スキー場リフトを2基乗り継ぎ山頂へ上がりました。

エビのシッポ(霧氷の一種で強風によって風上に発達する)が付着した針葉樹の木々が辺り一面に広がり、それらを前景に志賀高原のシンボル、笠ヶ岳と北アルプスを遠景に作画しました。



霧氷の針葉樹と笠ヶ岳
霧氷が付着した針葉樹と笠ヶ岳


幹にエビのシッポ
針葉樹の幹にエビのシッポ


葉にエビのシッポ.
針葉樹の葉に付着したエビのシッポ


笠ヶ岳と白銀の北アルプス
笠ヶ岳と雲上の北アルプス



展望台からは、南に浅間山が雲上に浮かんでいる山姿が見えました。


雲上の浅間山
雲に浮かぶ浅間山



H君はフィルムカメラの中版645を愛用しており、三脚を立てて慎重に構図を吟味して撮影していました。
初めは撮影するのにいくら時間がかかっても、一枚一枚をおろそかにしないように構図やシャッターチャンスを妥協しないでほしいと思っていましたから、私はそんな彼をニコニコしながら見ていました。
慎重すぎる吟味の組み返しによって、5年、10年後には瞬時に構図を決められるようになるのだと私の経験からそう思います。

基本を守って作画する彼の姿に、がんばってね、とエールを送りました。


登りに利用した2基のリフトは、下山時に限り1基しか利用できないとのことから、下方のリフトを断念し、ゲレンデを歩きました。

途中、ダケカンバに霧氷が付いていたので写真を撮り、無事、車にもどりました。

その後、熊の湯付近の白樺の樹林帯近くで車を止め、白樺の一本一本の根元が丸く穴が開き、木立の影が雪面に投影されている様相を狙いました。

雪が深く、時々雪面に足をとられながら好被写体を求めて歩きました。



白樺の木立
白樺の木立


雪面に落ちた白樺の枝
雪面に落ちた白樺の枝



蓮池の下には丸池がありますが、なんと冬でも湖面が凍りつくことはないといいます。
ここでは無風だったので、湖面に投影する対岸の、まるで墨絵のような森を捉えました。


冬でも凍ることのない丸池
丸池に映える白樺の森



中野市の市街地へもどり遅い昼食を摂り、帰路に着きました。


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Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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