№160・氷瀑を取材

1月20日(日)


こんにちは。
19日、20日に長谷アルプスフォトギャラリーをお訪ねくださいました皆様、ありがとうございます。

日本山岳写真協会南信支部の2013年度新年総会が、昼神温泉の「天心」で開催され、出席してきました。
したがいまして、お訪ねくださいました皆様に、お会いできず申し訳なく存じます。

19日は、午後4時から総会が、午後6時から新年会が行われました。
2014年度は創立20周年を迎えますので、記念事業の内容が事務局から提案され、2013年度は従来通りの事業展開に加えて記念事業の準備も平行して進めるよう可決されました。

朝食の後、三々五々、それぞれ帰路についたり、撮影に出かけたりしました。

せっかく昼神温泉まで来ていたので、私は岐阜県へと峠を越え、妻籠と馬籠を結ぶ往還道の中間あたりにある、剣豪・宮本武蔵が訪れたとされる「女滝・男滝」を取材しました。
初夏から秋までは幾度となく訪れましたが、冬は初めて。

二つの滝をそれぞれ、さまざまな角度から作画。
長靴を履いていたので川に入り、飛沫の氷もマクロに捉えました。


女滝
女滝


男滝
男滝


中津川市へ入り、国道19号線を北上して目的の「田立ノ滝」を目指す。
雪の車道をなんとか粒栗駐車場まで上がり、そこから徒歩で雪の山道へと歩を進め、八ヶ瀬、しし岩を見送り、急峻な山肌をトラバースしながら螺旋滝の分岐まで登った。

ここで東京から滝めぐりを趣味とする若い男性とすれ番う。
JR線田立駅から歩いて天河滝まで登り、その帰りだと言いました。

洗心滝あたりから雪が深くなり、長靴がときどき雪の中にすっぽり入ってしまう。
霧ヶ滝を越えると、急峻なハシゴが連続し、アイゼンを持ってこなかったことを後悔。


霧ヶ滝氷瀑
霧ヶ滝氷瀑


やっとのおもいで駐車場から約1時間20分、天河滝の前に到着。

滝壷のあたりは一面、青氷が山盛りになっていて、その上にうっすらと雪が乗り、滑りやすいことが予想された。

その滝壷の一段下には、黄色のパーカーを着た若い男性が撮影中。

そばに近づくと、登山靴にアイゼンを装着し装備は万全。
聞くと、滋賀県から田立ノ滝を撮影に来たといい、全国の名瀑を訪ねては撮影しているのだといいました。

『米子瀑布の氷瀑に負けないくらい見事ですね』と感心しきり、熱心に滝へカメラを向けてはシャッターを切っていました。

彼の邪魔をしないように、滝壷に近づき、上段まで20mほど青氷を登って、氷瀑と化した滝の全貌を捉えることができた。

滝壷にできた氷の山は、目測高さ約30m、幅50mといったところか。
その氷の頂点から実際の滝は、比高40mの高さで、落水口から直角に落ちる一枚岩の前に出現した氷瀑となっていた。言葉を失うほどの圧巻だった。

蒼氷の塊は、今年訪ねた木曽のどの名瀑よりも圧巻で、危険を承知でさまざまな地点にスタンスを得ては、作画を繰り返した。


天河滝
天河滝 蒼氷の氷瀑


彼に別れを告げ、駐車場へと引き返す。撮影時間に約1時間も費やした。

さすがに長靴に入った雪は溶け、靴下はびしょ濡れ、足の感覚が鈍くなっていました。
急なハシゴに雪がしっかり乗った危険地帯をいっきに下降し、山腹を巻き下り、車へと下山しました。




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Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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