花の高遠、信州高遠町をカメラ片手に散策

高遠町をカメラ散策

山岳情報誌・ヤマケイJOY夏増刊号の特集「縦走」の中央アルプス、その原稿を数日間、事務所で仕上げた私は、2010年6月4日(金)、すばらしい快晴を逃さず、早朝から地元の伊那市長谷に隣接する伊那市高遠町を散策した。

道の駅「アルプス村」を右に見送り、左の美和ダムを過ぎると、大明神まで下り坂となって、山室川と三峰川が合流する地点の橋を渡るように国道は続く。その橋の手前を右に折れると、旧国道の山室川の橋となる。
私はそちらへ入り、その橋の上から、上流と下流(三峰川との合流点)をそれぞれ撮影。

初夏の山室川
                                初夏の山室川


その後、合流地点の河原へ降りると、男性が一人、魚釣りの準備をしていた。
豊橋ナンバーの車から降り、先に河原に下っていた人だった。
『魚釣りですか?』
なんとなく聞いた私に
『そうです』、『釣れますかね!』
答えが返ってきた。
すかさず、『大きな魚が居ますよ!』
私は、50㌢もの手幅をとって笑顔で言った。

その人も満面の笑みを湛えた。

腰までの黒いゴム靴を履いた男性は、水の中へと入って行った。

彼を見送った私は、高遠町の中心街の手前から「高遠しんわの丘・ローズガーデン」を目指した。

高遠城址公園の北側の高台に、平成17年5月オープンしたバラ園が、高遠しんわの丘ローズガーデンである。126種、2600本のバラが、初夏から秋まで順次開花するという。
今年は、6月5日(土)からバラ祭りが始まるというので、1日早く様子を見に立ち寄ってみた。

しかし、バラの花を観賞するには、2週間ほど早かった。バラを管理育成する方の話だと、例年よりも開花がかなり遅れたという。
それでも数厘花の付いた株を見つけては、背後に聳える西駒ヶ岳の残雪の峰と作画した。

高遠町ローズガーデン・1
                  バラ園のバラと残雪の西駒ヶ岳と青空の高層雲


一段、西へと斜面を下ると『津野さんですね』
ネクタイ姿の清楚な感じの中年男性が声をかけてきた。

その人は、高遠町総合支所長さんで、自らバラの開花状況を確かめに来ていた。
自身の目で確認すれば、問い合わせに答えることができるし、
第一、明日から開催されるバラ祭りを、多くの皆様に楽しんでもらえるよう、
イベントを成功させたいという気持ちの表れを強く感じた。

この地の行政のトップが、進んで現地を実地検分される…。
住民や、訪れる人々のことを真剣に考え実行される誠実な方なのだと、
私は、この日の青空と同じように、快晴の澄み切った胸中になった。

上空の西から寒気が流入するせいか、造形的な高層雲が次々にわいてきた。

青空に雲と西駒ヶ岳
                    若葉にことのほか映える造形雲と残雪の峰


高遠町というロケーションを充分生かすために、背後に連なる西駒ヶ岳の峰々を、
青空にわく雲と組み立てて捉えた。

斜面に幾層にも続くバラ園、その下方の「ポレポレの丘」と呼ばれるお花畑…。

ルピナスやアヤメなど大型の花咲く花畑を被写体に撮影を楽しんだりもした。

めったにお目にかかれない、雲の群れにも遭遇できた。
さわやかな心地よい青空だった。
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Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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