那須岳へカメラハイクに行きました

那須岳へカメラハイク

水蒸気昇る那須岳
                            噴煙まとう那須茶臼岳

6月11日午後8時、栃木県那須高原を目指して伊那市長谷を出発。

中央自動車道、長野自動車道、上信越自動車道、北陸自動車道、磐越自動車道、東北自動車道を経て那須ICを出た。栃木県道17号線へそのまま入り、一軒茶屋を抜け那須温泉湯元の「殺生石」に車を止めた。

那須岳ロープウェイの始発時間の8時には早い、6月12日午前6時だった。
40分ほど、殺生石と温泉神社を散策。

殺生石は、有毒ガスが発生する賽の河原の最奥にある。

松尾芭蕉の「奥の細道」取材の折に、訪ねたことがあった。
賽の河原に建つ、交通安全・家庭平和を祈願する千体地蔵は変わらぬ姿を見せていた。

殺生石の由来は、昔、中国やインドで美しい女性に化身し、世を乱し悪行の数々を尽くした、白面金毛九尾の狐が今から800年ほど前に日本へ渡来した。
その妖狐は「玉藻の前」と名乗って朝廷に使え日本を滅ぼそうとした。
陰陽師阿倍泰成にその正体を見破られ、那須野ヶ原へ逃れてきた。
朝廷から派遣された三浦介、上総介の両名が見事に妖狐を成敗したという。
しかし、妖狐は毒石となって毒気を放ち人畜に害を与え続けた。
そこで、会津示現寺の開祖、源翁和尚が石にこもる恨みを封じ込めた。
ようやく妖狐の毒気が消された。

湯本温泉神社は、那須与一が源平の合戦で請願を祈願、見事に扇の的を射抜いた伝説で知られる神社。
7世紀建立の歴史があり、与一にまつわる宝物が数多い。


午前7時30分、那須ロープウェイ乗り場の駐車場へ車を回し、8時17分発のロープウェイに乗る。
100人ほど乗れそうな大きなゴンドラだった。

山頂駅からは、たまたま乗り合わせた地元のカメラマンに案内してもらい、「牛ヶ首」と呼ばれる茶臼岳と南月山の鞍部までご一緒した。

眼前に茶臼岳の噴煙がゴォーゴォーと凄まじい音と共に、水蒸気が立ち昇り、活火山の巨大エネルギーを感じた。

牛ヶ首で、地元の方と別れ、西側の斜面を下って「ひょうたん池」を目指した。
外輪山の内部という趣のする広い谷間には、芽吹きが始まったばかりの木々がそれぞれの若葉で主張していた。
途中、新緑が鮮やかな樹林帯と那須岳を捉えたりして、目的の池へと歩いた。
桟橋の奥に池はあった。小さな池だった。

若葉映える外輪山
                         外輪山と思われる岩壁を彩る若葉の樹林


光線の状態を待つこと約2時間…。
正午を境に那須岳の上空には雲が発生し、撮影を断念して牛ヶ首へと登り返した。

南月山への稜線上には、ゴヨウツツジという五枚の葉とピンク色の花が美しいツツジが咲いているとの情報が得られた。
そこで、南月山まで往復した。
途中にハイマツの緑色と競うようにピンク色の花は咲いていた。

ゴヨウツツジと那須岳


那須高原へと下り、栃木牛を使ったハンバーグの名店へ昼食を摂りに立ち寄る。
これほどやわらかくジューシーなハンバーグは珍しかった。
デミグラスソースの香りとコクも申し分なかった。

ふたたび東北自動車道に入って北上。郡山JCTから磐越自動車道を東へと折れ、いわき湯元ICを出た。

翌日は夏井川渓谷を取材する予定があったからだ。
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たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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