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No.433 初夏の風

4月30日(月・祝)晴れ

皆様こんにちは。
いつもブログを見てくださり、あるいは長谷アルプスフォトギャラリーをお訪ねくださり、誠にありがとうございます。

月日の流れる速さを実感しているこの頃です。

桜や花桃、雪柳、連翹といった春の花木があっというまに開花し、あちらこちらに藤の花がよい芳香を放つ、初夏の好季節となってまいりました。
4月ももう今日が最後、ゴールデンウィークの後半とますね。

4月前半は桜などの花木を追って取材旅をし、後半は萌える若葉や、菜の花畑、残雪に映える山々を巡りました。

28日は、鍋倉山へブナの若葉と、自然が形作ったドット模様の造形的な山肌などをカメラに収め、飯山市菜の花公園周辺や戸隠の鏡池を訪ねています。


南信地方の初夏は好天ともなれば、瑞々しい若葉の映える風景が展開します。
南信地方へお越しの際は、ぜひとも長谷にもお立ち寄りください。
お待ちしております。

4月の後半に撮影した画像を少しですがアップします。お楽しみいただけますと幸いでございます。
皆様によいことがありますように。


芽吹く柳と白銀の宝剣岳
芽吹く柳と白銀の宝剣岳
天竜川の護岸に柳の並木があり、若葉の枝越しに白銀を抱いた中央アルプスの宝剣岳が見ます。
遠近感を出すためにあえて広角レンズを使い、柳の木に近づいてカメラを構えました。
2本の木の間に山を入れて画面内を安定させ、青空を強調させてみました。
深いブルーと萌える若葉の色彩、モノトーン調の写真で初夏を醸し出そうと試みています。
ピントは山に合わせ、絞りをある程度絞って被写界深度を深めています。



鍋倉山への登り口付近にある溜池に映えるブナの若葉
残雪とブナの若葉映える池
降雨後だったため水位がかなり高い溜池に、背後の鍋倉山の一部尾根が残雪を抱いて見えています。
風が無風の時にシャッターを切っています。池中の木立は、ふだん水中に立ってはいないが、
この日は池中に立っていたので、その木を利用し画面内に配置させてみました。
上下シンメトリー構図が、不可思議な世界を見せてくれました。



残雪の山肌に描かれたドット模様とブナ林
残雪に描かれたドット模様のブナ林
この写真は山肌の一部、印象的な部分のみを切り取っています。
中望遠ズームレンズが効果を発揮しました。
画角を自在に可変できるズームレンズは、立ち位置を変えずに
映り込む範囲を変えられる特性があるので、出番の多いレンズです。
どの部分にピントを合わせるかで、画面全体のシャープネスが決まります。
画面中心のすぐ上の木にピントを合わせ、ある程度絞りを絞りました。
露出は画面内が暗くならないよう、初夏の太陽を感じるように調整しています。



残雪と若葉の映える鍋倉山
残雪と若葉の映える鍋倉山
残雪と大地との隙間は、この時期、水が流れていて、低いところにその水が集まり、
やがて大地が顔を出します。
現れた大地と残雪の幾何学模様がフォトジェニックなので、
造形的な部分を狙うことになります。
青空と背後の尾根も画面内に捉えて、巨視的な風景に作っています。



こぶし咲く妙義山
こぶし咲く妙義山
地球を覆うプレートと同じ岩石・玄武岩でできた岩山。
奇怪な岩峰群が林立することで知られるこの妙義山は、
桜とともに、こぶしの白い花が初夏を告げる山域と私は感じます。
トンネル式の構図に画面を構成、青空に枝を広げるこぶしを広く配置させ、
妙義山の岩山を遠くに入れています。
ここでも被写界深度を深く取り、遠近感を強調させてみました。



飯山市千曲川河川敷に広がる菜の花畑と高社山
菜の花畑と高社山
菜の花公園を取材した後、左岸にある菜の花畑に移動。
広大な菜の花畑と、その背後に見える高社山を捉えた写真です。
高社山は高井富士とも呼ばれ、飯山地方ではシンボル的な山。
急峻な山頂部はピラミダルな山容なので、風物の背後に配置させて、
画面構成するのに最適の山でもあります。
広大な菜の花畑には何本の菜の花が風に揺れ咲いているのでしょう。
甘い独特の香りに包まれつつ、作画できました。



砺波市のチューリップ畑
砺波市のチューリップ畑
4月20日がチューリップ祭りの初日というので、訪ねました。
けれども花摘みの終わった畑がほとんどで、いつもの光景とは
ことなり、花のない畑が開けていました。
車を走らせ花の畑を探して捉えています。
曇り空だったので、背後の山や空は画面内から削除し、
徹底したシンプルさを追求しました。




早春の戸隠山に霧流れる
早春の戸隠山にガス流れる
天岩戸伝説の聖地の一つ、戸隠山を鏡池から捉えました。
早朝の戸隠山は雲をまとって山容が望めなかったが、8時過ぎになって、
ようやく山姿が見え始め、それとともに湖面を風が渡るようになった。
望遠レンズをカメラにつけ、山頂部のみを作画。
次々と雲が去来し、何回もシャツターを切ることになりました。
光線の射し込み具合…雲の位置と量…。
山頂部の写る範囲をズーミングしつつ、様々に構図を変えながら作画しました。



若葉と残雪の甲斐駒ヶ岳
若葉と残雪の甲斐駒ヶ岳
山梨県北杜市にある牧場の一角から狙っています。
中望遠レンズを使い、画面内に山頂部を大きく配置。
若葉の木立を稜線の形と似ているところを選んで、
カメラポジションを決めています。露出は明るめ。
青空にくっきり浮かぶような残雪の三角錐を捉えてみました。



男山を彩る青空の雲
男山を彩る青空の雲
清里、野辺山と取材し、川上村に入ると青空に高層雲が出現し始めました。
印象的な山が見える場所を急いで探し、山の上に雲が現れるのを待つ。
ゆったりと雲がやってくるので、あわてずじっくり待つこと2時間。
ようやくにして男山と呼ばれる岩山と、高層雲を捉えました。
中望遠を使っているので、被写界深度よりも手ぶれしないように配慮。
手持ち撮影なので、画面内が水平になるように注意を払いつつ撮影。









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Alps Photo Gallery

Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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