鹿沢高原と長門不動滝を巡りました
鹿沢高原と長門不動滝を巡るカメラ旅
2010年7月17日(土)、梅雨明け宣言が出された初日、浅間山方面を目指して伊那市長谷から杖突峠を越え、茅野市へ出て白樺湖、女神湖を順次すり抜け、諏訪白樺湖小海線(長野県道40号線)を走り、国道18号線、北国街道を突っ切って、東部嬬恋線に入って湯ノ丸山の地蔵峠へと上りました。
連休の初日とあって、地蔵峠の大型駐車場にはすでに満杯のマイカーが止まっていて、湯ノ丸山への登山を断念しました。
群馬県道94号線を、さらに鹿沢高原へと下りました。
途中、40㌔走行の車に乗った人のみ『雪山賛歌』の曲が聴かれる、「メロディーライン」と書かれた看板が目に入り、速度計を見ながら時速40㌔に調整して走りました。
するとどうだろう、山男が低音で歌うようなメロディーが聞こえ始め、タイヤと路面の摩擦によって音が生じるのではないかと、想像しながら、曲に耳を傾けました。
『♪雪よ、岩よ、われらが宿に、俺たちゃ町には住めないからに~♪』。
南極大陸の第一次越冬隊長を務めた西堀栄三郎さんが、京都大学の学生のとき、籠ノ登山西方山腹の雪中テントの中、雪山賛歌を作詞した話は有名です。
その雪山賛歌のメロディーが流れるように、工夫したのは粋なはからいではないかと、私は目を細めました。
鹿島高原にはビジターセンターや野外学習の施設、キャンプ場、そして野草と高山植物園もあります。
オオバギボウシ、サワギキョウ、メタカラコウ、コオニユリ、オニアザミ…。さらに初めて目にするハバヤマボクチと呼ばれる緑色の花も咲いていました。

ハバヤマボクチの花

オニアザミに吸水するヒョウモンチョウ
花を撮影した後、群馬県吾妻群嬬恋村へ下り、国道144号線を左折して鳥居峠を越え、上田市から長門町へ入りました。
国道152号線の途中から、不動滝の看板を見て左折。
水田地帯を抜け、茂沢に沿って山中へとジグザグに高度を稼いで、滝の600㍍手前の橋の脇に車を止め、遊歩道をカメラザックを担いで歩きました。
滝へ降りる高台は、不動滝から続く巨大岩壁が立ちはだかり、屹立する威圧さに圧倒され、驚嘆しました。
滝坪に降りると、あずま屋が立ち、その中まで飛沫で濡れていました。

緑の森を落差20㍍、落水する長門不動滝
さまざまな角度から滝に挑戦し、フィナーレは、滝の左岸に掘られた不動明王が奉られた小広い場所から撮影。

その後、本沢渓谷を最奥まで下見して帰路につきました。
2010年7月17日(土)、梅雨明け宣言が出された初日、浅間山方面を目指して伊那市長谷から杖突峠を越え、茅野市へ出て白樺湖、女神湖を順次すり抜け、諏訪白樺湖小海線(長野県道40号線)を走り、国道18号線、北国街道を突っ切って、東部嬬恋線に入って湯ノ丸山の地蔵峠へと上りました。
連休の初日とあって、地蔵峠の大型駐車場にはすでに満杯のマイカーが止まっていて、湯ノ丸山への登山を断念しました。
群馬県道94号線を、さらに鹿沢高原へと下りました。
途中、40㌔走行の車に乗った人のみ『雪山賛歌』の曲が聴かれる、「メロディーライン」と書かれた看板が目に入り、速度計を見ながら時速40㌔に調整して走りました。
するとどうだろう、山男が低音で歌うようなメロディーが聞こえ始め、タイヤと路面の摩擦によって音が生じるのではないかと、想像しながら、曲に耳を傾けました。
『♪雪よ、岩よ、われらが宿に、俺たちゃ町には住めないからに~♪』。
南極大陸の第一次越冬隊長を務めた西堀栄三郎さんが、京都大学の学生のとき、籠ノ登山西方山腹の雪中テントの中、雪山賛歌を作詞した話は有名です。
その雪山賛歌のメロディーが流れるように、工夫したのは粋なはからいではないかと、私は目を細めました。
鹿島高原にはビジターセンターや野外学習の施設、キャンプ場、そして野草と高山植物園もあります。
オオバギボウシ、サワギキョウ、メタカラコウ、コオニユリ、オニアザミ…。さらに初めて目にするハバヤマボクチと呼ばれる緑色の花も咲いていました。

ハバヤマボクチの花

オニアザミに吸水するヒョウモンチョウ
花を撮影した後、群馬県吾妻群嬬恋村へ下り、国道144号線を左折して鳥居峠を越え、上田市から長門町へ入りました。
国道152号線の途中から、不動滝の看板を見て左折。
水田地帯を抜け、茂沢に沿って山中へとジグザグに高度を稼いで、滝の600㍍手前の橋の脇に車を止め、遊歩道をカメラザックを担いで歩きました。
滝へ降りる高台は、不動滝から続く巨大岩壁が立ちはだかり、屹立する威圧さに圧倒され、驚嘆しました。
滝坪に降りると、あずま屋が立ち、その中まで飛沫で濡れていました。

緑の森を落差20㍍、落水する長門不動滝
さまざまな角度から滝に挑戦し、フィナーレは、滝の左岸に掘られた不動明王が奉られた小広い場所から撮影。

その後、本沢渓谷を最奥まで下見して帰路につきました。
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