ギャラリー便り10

鹿嶺に登りました


霧の晩秋の林・1
鹿嶺高原に発生した霧景色



2010年10月22日(金)、天候/曇、気温プラス8度。風速3㍍。

朝、外に出ると東方に見える山並みには雲がかかり、稜線は見えません。
このような日は霧の風景を撮影するには最適、と考えさっそく撮影機材を車に乗せて出発。

長谷小学校と長谷中学校を左右に見送り、長谷総合支所方面へと左折。
「空飛ぶクジラ」と愛称される保育園を右に見て、その先を左へと指導標に従って大きく曲がると、鹿嶺高原まで12㌔の案内板が見えました。

高度を上げるほどに木々の紅葉は少しずつ深まり、杉の森を越えると白樺が目立つようになり、そこからほどなく駐車スペースの広場に着きました。

東側には丘状の草原が開け、その奥に高点の鹿嶺(鹿嶺は山名・標高は1853㍍)があります。

鹿嶺からは、眼前に左から鋸岳、東駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が高さを競い、反対側の西へと目を転じると、中央アルプスの峰々、そしてその右には北アルプスの槍・穂高も快晴時には望めます。

鹿嶺を高点にその一帯を鹿嶺高原と呼びます。

鹿嶺を示す三角点の脇には、展望塔が建ち、そこからの眺めは誰もが歓声をあげる絶景が開けます。
シラカバ、カツラなどの落葉広葉樹が林を形成し、春には萌える若葉を、秋には絢爛たる紅葉を、冬将軍到来の季節には霧氷や樹氷をまとう木々が見事な絶景の舞台を用意しています。

この舞台の主役は言うまでもなく、南アルプス北部の名峰たち。
貴公子の東駒ヶ岳と女王の仙丈ヶ岳が舞踏するこの舞台には、気象という名の演出家が奏でる交響曲をバックに一期一会の舞踏がはじまります。

今日は、女王と貴公子こそ登場しませんでしたが、
秋と冬の狭間に見せる、大陸から寒気が流入する現象を顕著に表す、逆霧と言えばよいでしょうか…、あるいは滝雲でしょうか…、

東側の谷から西側へと霧が流れくだり、霧の濃淡を変えつつ、印象的な風景を見せてくれました。


霧の晩秋の林・2
鹿嶺高原に発生した霧が演出する木立が幻想的…
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Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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