ギャラリー便り№11

高遠城址公園の東側高台に登りました


2010年10月23日(土)。

高遠は、縄文・弥生の時代から私たち祖先が暮らした痕跡があり、豊かな自然の恵みを糧として、生活の営みが構築されていたものと考えられます。

狩猟や魚獲り、あるいは野草や木の実を食料としていたのでしょう。

平安時代から諏訪氏に属した鷹匠が高遠や長谷に住み、獲物を捕獲しては諏訪氏や諏訪大社の神事に欠くことのできない鹿の頭を献上した話は有名です。

この鷹匠の存在が、高遠の地名に由来するといわれています。

山本勘助が縄張りし、武田信玄が築いた高遠城もやがて織田軍に破れ、その後は徳川の時代に入り、藤沢氏、鳥居氏、内藤氏と続いて武士の時代は終わります。


天下一の桜と称される高遠町は、高台から市街地を眺めると古都・京都をおもわせる小京都的な趣があります。

数多い神社仏閣が点在し、山に囲まれた盆地町を濃いピンクの桜色に染め上げる光景は、まさに日本の絶景のひとつに掲げられています。

このように花の高遠としては著名ですが、秋の紅葉の名所としては、知る人ぞ知る、といった観があります。

近年、高遠町では『紅葉祭り』を開催し、高遠城址公園の園内に立つ約100本のモミジが例年11月に入ると、いっせいに鮮やかな紅葉をまといます。

紅色が主ですが、中には黄金色に染まるモミジもあって、見所満載です。

高遠城址公園よりも少し早く紅葉期を迎えるのは、高遠城址公園の東側にある山です。


城址公園の北側出入り口の前を、東へと車道をそのまま進み、山へと入ります。何回か蛇行しながら高度を上げつつ、見晴らしのよい展望地に着きます。

中央アルプスを遠景に、高遠市街地が眼下に望め、近景には桜などの落葉高木が立ち並んで美しい風景が展開します。


桜の紅葉と高遠町と中央アルプス



この日は、渋い色調の紅葉を前景に、青空に巻き雲が発生して中央アルプスの峰々には雲が浮き、伊那米と呼ばれる米どころの水田地帯と、高遠の市街地が広がり、心浮き立つ風景が見られました。
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Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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