No.407 花の大西公園

4月29日(土)晴/曇

みなさまこんにちは。
いつもブログを見ていただき、あるいはお訪ねいただき、ありがとうございます。

昨日は長野県の佐久を通り内山峠から群馬県の妙義山へ行ってきました。

季節がどんどん進み、安中市ではもうフジの花が咲いていました。
夏がやってきたのだと感じる1日でした。

5月がすぐですね。長期間にわたるGW、皆様はいかがお過ごしの予定ですか?

お訪ねくださる皆様とお会いしたいと思いまして、GWは津野が長谷アルプスフォトギャラリーで管理人を務めます。

長谷地区を通り天竜川へと流入する三峰川の水は美しく、里山の若葉は日ごと緑色を増しています。

仙丈ヶ岳と東駒ヶ岳を眼前に望むことのできる展望台・鹿嶺高原への林道が数日前に開通し、
マイカーで上がることが可能となりました。

伊那地方の長谷へお越しになりませんか。お待ちしております。

大鹿村の大西公園周辺を1日取材した写真を下記にアップします。
撮影した画像の一部ですが、写真の構図につきまして、皆様と一緒に考えてみたいと思います。



小渋川と桜咲く大西公園
小渋川と桜咲く大西公園
美しい水色の渓流を湛えた小渋川、この時期はもっとも水かさが増す。
流れに足を取られながら川の中へ大型三脚を立てて作画。
低速シャツターを使い、水の流れを表現。雲を上部に桜咲く公園を左に配置。
遠近感を拡大させる構図を作っている。



大崩落した大西山と桜
大崩落の大西山と桜花
大西山が大規模な山崩れを起こし、その土砂が小渋川左岸に堆積、その地に大西公園ができた。
亡くなった方が大勢おられて、その惨事を忘れてはならないとして桜を植樹、後世に伝えている。
右岸に植えられた桜を画面上空に、大西山と大西公園を下部に配置させている。



華やかに咲き競う花桃
華やかな花桃
大西公園からわずかに小渋川をさかのぼった左岸高台に、花桃の巨木が何本か立っている。
花桃だけに的を絞って作画。様々な色の花をパランスよく、配置させてみた。



桜さくらの大西公園
桜咲き競う大西公園
ソメイヨシノの白い花の桜と白銀の赤石岳を作画。白い花なので、露出はプラス側へ補正。
全体が暗くならないように配慮。空を埋めるように弧を描くような桜の枝を選び、それを強調。



花桃と雲と赤石岳
花桃と雲と赤石岳
赤い花桃を画面の下へ配置させて白銀の赤石岳が浮かぶように構図を作っている。
広角レンズとはいえ、手前から背後の山にまでピントの合う被写界深度をとるため、
レンズの絞りを最大にし、ピントは中間に合わせることで画面全体にピントを合わせている。
左側下部に花桃を、右側上部に雲を配置させ、対角線上に花と雲の相反する被写体を組み立て、
バランスを取ってみた。黒っぽい被写体は画面の下へ、明るい被写体は画面の上へ構図を取ると
画面全体が安定する。




大河原と赤石岳を背後に咲く花桃
大河原と赤石岳を背後に咲く花桃
赤石岳の上空に赤い花桃の枝を左から右へと配置させている。
赤い花に対し、枝の黒い線をいかに画面内に描くか?
枝ぶりを注意深く観察して捉えている。
こちらも絞りは最大、被写界深度を深くし、画面全体をシャープに描写。
形を強調させる構図を作る写真の場合は、ボケた部分を画面に入れないことがコツ。




青空に枝を広げる花桃
青空に枝を広げる花桃
こちらは赤い花桃の枝先を青空いっぱいに配置させている。花桃の花を
デザインする感覚で青空のキャンバスに描くように画面内のバランスを
重要視して構図を作っている。注意点は、絞りが浅いと一部しかピントが
合わないので、被写界深度を深くするため、最大に絞っている。





地を這う花桃の幹と桜
地を這う幹と桜と花桃
こちらも赤い花桃をテーマに作画しているが、変形した幹を強調させている。
遠近感を表現しつつ、幹の造形的な部分を抽出している。
大鹿村という南アルプス西麓の気候は、冬の季節が特に厳しい地であり、
そのような環境に、年輪を重ねた花桃の生命力を活写したい意図を
写真の背後に託したかった目的もあった。

今回、あえて同じ赤い花桃を被写体として取り上げた。ちょっとしたカメラアングルの違いや、
遠景の山の画面内における位置の差が、写真表現には大きく反映が変わる。
表現意図を明確にして作画に臨むとよいでしょう。
花桃に限らず、被写体を見つけたら、様々な角度から目視して検討し、
もっとも表現意図にかなう位置を探すことがまず優先される。
その上で、レンズの選定、カメラ機構を的確にコントロールをし、
シャツターチャンスを逃さず作画することが大切になるのではないでしょうか。


No.406 桜満開

4月24日(月)晴

皆様こんにちは。
いつもブログを見ていただきましてありがとうございます。

長谷アルプスフォトギャラリーを訪ねてくださいました皆様
遠路よりお立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。

長谷や高遠では、桜の花がたっぷりと枝々に咲きまして、空が見えないほどの立派さです。
開花はかなり遅れましたが、例年にない美しさです。

今日は伊那市西春近高齢者クラブ連合会の大会が開催されまして、参加してまいりました。

会長のTさんのご厚情によりまして、お招きいただき、霊峰御嶽山の写真画像をご覧いただきつつ、お話しをお聞きいただきました。
全員の皆様が瞳をキラキラ輝かせて聴講いただき、感激しました。
西春近地区は、とてもまとまりのよい会で、会員の皆様が共に助け合い、協力しあっておられる姿を目の当たりにしまして、素晴らしい皆様方だなと感じました。

西春近高齢者連合会の皆様、ありがとうございました。
いつまでもお元気で幸せがたくさんありますように祈念しております。


このところ桜を追って、あちらこちらを旅しました。
成果の一部ですが、下記にアップさせていただきます。

お楽しみいただけますと幸いに存じます。



六道ノ堤を彩る桜と水仙と雲
六道ノ堤を彩る桜と水仙と雲



高遠城址太鼓櫓と彼岸桜
高遠城址高遠の太鼓櫓と彼岸桜



高遠城址桜雲橋と爛漫の桜
高遠城址公園の桜雲橋と彼岸桜



信濃国分寺三重塔と桜
信濃国分寺の三重塔と桜



上田城址のしだれ桜
上田城址公園の真田丸としだれ桜



小諸古城懐古園の桜
小諸城址公園の桜林と観桜の人



笠原の彼岸桜と西駒ヶ岳
伊那市笠原の彼岸桜と残雪の西駒ヶ岳



残雪の空木岳、田切岳・仙涯嶺と彼岸桜
残雪の空木岳・仙涯嶺・田切岳と彼岸桜


No.405 桜の絶景

4月19日(水)雨から曇

皆様こんにちは。
このところブログをアップできずにすみません。

『長野県の山』の執筆と校正に追われる日々が続きました。
山と溪谷社から5月に発売予定です。山好きの皆様には楽しみにお待ち願えればありがたいです。

さて、15日(土)からいっきに気温が上昇したことなどが要因となって、伊那地方の桜がいっせいに開花しました。

長谷アルプスフォトギャラリーは新企画の展示が始まったこともありまして、ここ1週間はご観覧の皆様が大勢訪れてくれました。
諏訪市教育委員会のNさんが文化財係に栄転し、その報告がてら遊びに来てくださったり、伊那市商工観光課の皆様も担当者が変わったとご挨拶に来てくださいました。
親戚の従姉妹となるお嬢様、千葉からお越しの野鳥カメラマン様とお仲間の皆様、伊那市元学校の先生をされていたHさんの友人、茅野市在住の企画展が変わるたびに来てくださるご家族様、飯田市、箕輪町、飯島町、松川町、下諏訪町ほか県外からもお訪ねいただいております。
これらの皆様に御礼申し上げます。

ブログを見てくださっております皆様にも篤く御礼申し上げます。
5日ほど前、中川村へ桜を撮影に行った折、中川村在住のベテランカメラマンにお会いしまして、彼も「津野さんのブログみてますよ!」「写真解説は参考になります。」と、励ましていただきました。

長谷へお越しくださる皆様の中にも「ブログを見たので観に来ました」とおっしゃる方もおられます。


今日は最近撮影した桜の写真を下記へアップします。

高遠城址公園の桜は見頃を迎えております。まだこの後、幾日も楽しめそうです。

ぜひ信州の伊那地方へお出かけになりませんか。お待ちしております。


青空に爛漫と咲き競う桜と中央アルプス
青空に爛漫と咲く桜と中央アルプス
駒ヶ根市中沢吉瀬地区に咲く桜の下に潜り込んで、見上げるように撮影しています。
背後の彼方に見える白銀を抱いた中央アルプスを画面下部に配置させ、遠近感を表現してみました、
カメラの絞り機構を使い、最大に絞って被写界深度を高くとっているので、奥まで
ピントが合っています。青空はPLフィルターをレンズの前に装着していることで、
くっきりと青空が濃く描写されました。
もちろん雨上がりの快晴時ということが抜けの良い写真を作る最大の要因。



あまり多くの人に知られていない桜の里
あまり知られていない桜の里
竜東地区の一角。近年公園を整備し、木はまだ若いですが桜、花桃などが植樹され、水仙も斜面に植えられています。
よく手入れが良き届き、高台に位置することから背後に残雪を抱く中央アルプスが望めます。
離れた位置から望遠系のレンズを使って作画しています。
手ぶれしないよう高速でシャッターを切ることがコツ。
それにはカメラの感度をあげるとよいでしょう。
画面内をよく見て、余分なものが写りこまないよう、
構図に注意が必要です。三脚を立てて撮影するのも一方法でしょう。



残雪の中央アルプスと彼岸桜
残雪の中央アルプスと彼岸桜
中央アルプスをテーマに作画していますが、桜の方に画面内の比率を多くとっています。
遠近感を拡大する意図からそのようにしてみました。
桜の色を強調させるには、露出の与え方にコツがいります。
私はほんの少し露出を暗めに設定して、白トビのないように
注意します。暗部はレタッチの時、少し明るくなるように調整します。



駒ヶ根市天竜川左岸に近い水田地帯の東側に咲く数本の桜と宝剣岳
駒ヶ根市の桜と宝剣岳
桜から少し離れて数本の桜と背後の宝剣岳を捉えています。
標準レンズの画角に近いので、広角レンズよりも被写界深度が浅く、
絞りを最大に絞って桜と山の両方にピントが合うようにしています。
PLフィルターの効果から桜と空の色が鮮やかに描写されました。
PLフィルターは太陽が射し込む角度によって効果の現れ方が異なり、
斜光線のときが効果大となります。そのようなときは、効き目を弱めて、
使用するようにしています。青空が極端に黒っぽくなり不自然になるからです。



諏訪市高島城の天守閣と桜
諏訪市高島城の桜
かなり桜から離れて天守閣と一緒に桜が重なるように撮影しています。
近くで撮影すると建物がペースフェクテブの影響から歪んで写ります。
それを解消するために遠くから望遠レンズで捉えています。
遠近感が圧縮されるレンズの特徴が自然の描写となるからです。
建物は太陽光線の反射が意外なほど強いので、露出はプラス補正
すると良い結果となることが多いです。



伊那市春日公園の桜と市街地と背後の南アルプス
伊那市春日公園の桜と南アルプス
伊那の勘太郎で著名な春日公園は、観桜の地として有名です。
伊那市街地の西側高台に建つ城址公園なので、見晴らしは良好。
眼下に伊那市の街並みと、はるか背後に南アルプスの仙丈ヶ岳、
東駒ヶ岳、わずかに白峰三山の頭が見えます。
見慣れた風景ですが、雨後の澄み渡った空に絹雲が出現して
特徴的な光景が広がりました。雲があるときはマイナス側に
露出を調整すると桜が暗く写ることなく、描写できます。



観桜を楽しむ若い女性
伊那市桜の名所春日公園で桜を楽しむ若人
私が訪れた日は30〜40代と思える女性が多く目立ちました。
女性は元来、花が好きなのかも知りません。
中にはナイロン製の敷物を広げ、女子会を行って、花より団子とばかりに
お弁当を食べながら桜を楽しむグループの皆様もおられました。



SBCラジオの取材カーの前に立つアナウンサー
SBCラジオ取材カー
伊那市六道の堤という近年有名になった桜スポットにて、
その桜の説明や写真の撮り方のコツなどをお話しさせていただいたときに、
SBCラジオのレポーターの女性と専門カーを撮影させていただきました。
その一日前に新車が納入され、最初のレポートだったそうです。
声の美しい、弾ける笑顔の美人でした。聞き方が上手で、順序立てて、
お話しすることができました。Fさん本当にありがとうございました。
4月14日午前8時36分頃、現地生中継でしたので、放送が終了すると同時に、
近くにお住まいの方が来られて、「いま聞いてましたよ」と、教えてくれました。
Fさんのファンらしく、お会いできて幸せです。と喜んで帰られました。
まだほかにも駆けつけてくださった方がいました。ラジオ放送を楽しみに
聞いておられる方の多さに驚きました。


No.404 第64回企画展

4月1日土曜日(雪)

皆様おはようございます。
未明から降り出した降雪のため山谷はすっかり白銀の世界へと様変わりしました。
けれども4月の春雪…、道路に雪は積もることはありません。

皆様にはブログを見ていただきまして、本当にありがとうございます。

ギャラリーをご観覧いただけました皆様、本当にありがとうございます。
お陰様で第63回企画展は3月26日を持ちまして、お開きとなりました。

本日から第64回企画展が始まりました。

催事名 津野祐次写真展「LANDSCAPE 花の賦」&竹沢長衛翁の足跡
場所  長谷アルプスフォトギャラリー展示ホール
会期  2017年4月1日〜6月30日(4月9日までは土、日曜日のみ、4月15日からは毎日開館)
時間  午前9時〜午後5時
入館料 大学生以上お一人100円(身体障害者と介添人は無料)
連絡先 長谷アルプスフォトギャラリー☎️0265-98-3016

内容  長野県内外の桜の風景、花の風景、大型写真26点で展開。
80インチディスプレーでは展示パネル写真とは異なる近作を120点ご覧いただけます。
津野祐次が最近掲載しております書籍もご覧いただけます。

伊那谷は間もなく桜が開花する好季節となります。
ぜひお立ち寄りください。



受付と展示ホール-1
長谷アルプスフォトギャラリーへの受付と展示ホール



桜風景の展示コーナー
桜の風景を展示しているコーナー



花風景の展示コーナー
花の風景を展示しているコーナー



大型80インチディスプレーで120枚の画像が
大型80インチディスプレーにて最近撮影した120枚がご覧いただけます



「竹沢長衛翁」の足跡展示コーナー
南アルプスの父と呼ばれる竹沢長衛翁の遺品や在りし日の遺影などを
展示するコーナー。こちらは伊那市の企画展示



展望休憩室
外壁側の2面とも全面ガラス張りの展望休憩室
閲覧可能な書籍を数多く収蔵。



道路から目印となる看板と本館
4月1日時点の道路から見た長谷アルプスフォトギャラリー
道路からは目印となる看板が建っています
四季折々、美しい景観の中に佇んでいます
間もなく、駐車場周りに植えられた水仙が花開きます






No.403 長衛翁の足跡

3月25日(土)晴

皆様こんにちは。
寒の戻りとなりましてこのところ肌寒い日が続きます。

東京では桜の開花宣言が発令されたとか…春がもうそこまでやってきましたね。

皆様にはいつもブログを見ていただき感謝しております。

長谷アルプスフォトギャラリーをお訪くださいました皆様、ありがとうございました。

第63回企画展「富士山 彩の四季」は残すところ今日と明日のみとなりました。
午前中、東京都品川区にお住いのIさん、伊那市在住のIさん、駒ヶ根市在住の中央アルプス観光株式会社勤務のMさんご夫妻様がお訪ねくださいました。
Mさんには、30年以上前からお会いするたびによくしていただきました。
「近くに結婚式があったので来たよ」と笑顔で来てくださいました。
永年お付き合いいただいている友人は、本当にありがたいです。

Iさんは、以前、伸和コントロールズ株式会社主催の写真教室にご参加くださいました写真愛好家の男性で、御曹司様を伴ってお訪ねくださいました。

3日前には、4月から新企画の「竹沢長衛翁の足跡」展の準備を伊那市長谷総合支所の担当者が、手際よく展示を行ってくださり、ありがとうございました。

昨日は、さまざまな媒体へ提供させていただく写真選定や、リニューアル版・新企画編集の「長野県の山」の最終執筆活動等の忙しい合間を縫って岐阜県飛騨市へ取材に行って来ました。

豪雪地帯ならではの渓流の風情を描写しました。
雪がとてつもなく深く、入山には骨が折れます。


数枚下記へアップします。お楽しみいただけますと幸いです。



深い雪に閉ざされている宇津江川の降雪
深い雪に閉ざされる宇津江川に降雪



早春の陽を浴びる残雪の藁塚
早春の陽を浴びる残雪の藁塚



残雪が溶け始めた開田高原
残雪が溶け始めた開田高原の森



豪雪地帯の宇津江四十八滝核心部
豪雪地帯の宇津江四十八滝の核心部



長衛翁展示コーナー準備完了
「長衛翁の足跡」伊那市企画展示コーナーの準備を終了した
長谷総合支所担当の皆様
プロフィール

Alps Photo Gallery

Author:Alps Photo Gallery
たくましく生きる者の姿を。
厳かにして優しい大自然の表情を。
山岳写真家津野祐次と長谷アルプスフォトギャラリーのスタッフが綴る信州伊那市長谷にある、長谷アルプスフォトギャラリーの日記です!

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